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入院二日目 

手術前に深呼吸の練習をするように言われていましたが、どうも胸式呼吸ができませんでした。腹式はできるのですが・・・。なので練習する道具があるとのことで入院した日に看護師さんからの指示で購入しました。

プラスチック製の筒状のもので呼吸する時に負荷がかかるようになっています。なんとも面白い音がする道具です。

手術後は全身麻酔の影響で肺に負担がかかるようで、無気肺や肺炎になりやすくなったりするそうです。そのため深呼吸の練習が大切だそうです。

それを一日に10回ぐらいやってくださいといわれました。帰りたいを連発している息子でしたが、昨夜ちゃんと練習していたようです。ちゃんと手術に向かう気持ちになっているんだなと感心しました。偉いねって思わずほめちゃいました。


婦長さんが覗きにきてくれて、またここでも痛みに弱いということをお話したら、婦長さんの息子さんも同じですと言ってくださり、痛いって叫んでもいいのよと、ただどこがどんな風に痛いとかを伝えてくれたら出来るだけそれを取り除けるように努力しますから安心してね。といってくださり、温かい言葉にほっとなごみました。


この日は主治医からの手術の説明があり、夫も息子も一緒に説明をうけました。
手術にいたる経過、手術の目的、手術による合併症について等、とてもわかりやすく子供にもよくわかる説明でした。骨のモデルを使って、今までとったレントゲンなどの写真も一緒に見せてもらい、過去の手術例のレントゲンも見ることができました。


息子の場合は腰椎型の側彎です。後方からの手術で、下の三つの骨を残し、その上6個を固定することになるそうです。金属はチタンを使います。チタンについての安全性や利点の説明もありました。

息子は合併症のところでは少し怖くなってきたようでした。

先生は言葉のわかる年齢になったら、小さい子供にでも全て説明していますとおっしゃいました。自分でがんばってもらうことだし、もしも何かあって急な処置が必要になった時にも、何が起きたのかをしっかり理解できるし、自分でがんばる意志をもって欲しいとのことでした。

先生のお話には強い自信と確かな技術を感じることができました。初めてお会いして以来、本当に信頼できる先生だとは思ってきましたが、私もこれで何も迷うことなく全て先生にお任せできるという気持ちを固めることができました。
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[2008/02/28 19:11] 術前 | トラックバック(-) | CM(0)

いよいよ入院です 

いよいよ入院の日がきまりました。最後の自己血貯血の日に病院から連絡の電話が入っていました。


慌しく前日に入院の準備を整えました。

・きもの式の寝巻き・T字帯(手術後着ました)

・バスタオル数枚(手術後すぐ下に敷いたりして運搬にも使いました)

・前開きの下着(必要かなと勝手に用意しましたが、一回も着ませんでした。)

・タオル(アイスノンを包んだりにも使います。

・ストローつきのコップ(非常に便利!ストロー用の穴の空いたタッパみたいな蓋のついた手つきのコップを買いました。ストローは曲がるストローを長さ調節して切って使いました。ベッドの角度を変えられるようになればもうストローは使わなくなりました。)

・使い捨てコップでホルダーつきのもの(朝食の時や、一人の時間に、コップを洗いに行けないときにあると便利でした。紙コップだけだと倒れやすいのでホルダーつきのものが100均にありました。)

・ウエットティッシュ(ティッシュ式ですぐ取り出せるのが便利でした。術後手を洗いにいけないのでよく使いました。アルコール系の除菌できるものと書いてありましたが、匂いが気になる場合は普通のでもいいと思います。)

・パジャマ(前開きのものを用意しましたが、着物式のものからパジャマに移るときには、下着に普通のTシャツを着ていましたので、かぶり物でも着れそうでした。個人の経過にもよるかもしれません。)

・靴下(術後毎日履いていました。足に血栓症防止の器具をつけるので汗をかくので替えが必要でした。)

・その他 (洗面用具や下着など)



そして、息子が自分でカバンに詰めた物は勉強道具と・・・
祖父がくれた500円玉。これは受験の時カバンに入れていったもので、何しろいろんなことに強運な祖父なのでそれにあやかってといつも何かの時に息子が持っていくものです。

そしてお父さんの腕時計。これは裏についている製品番号が自分が行きたいと思っていた高校の受験番号と偶然同じで、そしてそれを持っていって合格したので、これもお守り代わりです。

そして私の姉がくれたスマップのバスタオルとリストバンドです。スマップの好きな息子に、自分が大事にしていたものをくれました。病院で枕にかけて使ってねと。リストバンドは手術の時にしていけたらして入ってねって。喜んでいました。

そして私の妹が一月に京都旅行した時の金閣寺で買ってくれたお守りです。従兄弟たちもろうそくを使った健康祈願をしてくれたそうです。ありがたいことです。

そんなみんなからの応援の気持ちの篭ったものを自分でつめこみました。



病院について入院受付で手続きをしました。
そして病棟に案内されました。
病棟は古いけど温かい雰囲気だなと思いました。六人部屋ですがベッドは2つ空いていました。

息子は部屋が古いとぼやいていました。(笑)
ベッドは硬めで無圧布団のようなマットでした。

服装は自由でいいとのこでしたので、特に着替えず行った服装のままです。術後も昼間は普段着ですごしました。

棚に衣類をいれたり、テレビカードを買ってきたりしました。

携帯はマナーモードにしておけばメールとかしても大丈夫とのことで息子は大喜びでした。これだと私も助かります。よかったよかった。

食事も普通で間食もOKとのことでした。病院の食事がおいしくないとか文句をいいあんまり食べませんでした。(十分おいしそうでしたが・・・躾がなってませんね・・・反省。)かなり緊張もあるようですし、わがままも少し多めに見ておきました。

看護師さんから手術までの日程表を渡されて簡単な説明をうけました。ここでも痛みに弱いことをお話すると、看護師さんも息子と同じ年のお子さんがいらっしゃるとのことで、男の子は女の子よりも痛みに弱いですね~などの話となりなんだか少しリラックス。スタバの話とかで盛り上がりました。安心してお任せできる感じの方でした。


午後に担当の4人の先生のうちの一人の先生が足の付け根から採血。
自己血を使うにあたって自分の血なのに極まれにアレルギー反応がでる場合があるらしく、念のためそれを調べるための採血とのこと。
かなり痛いようで、先生が行ってから涙を流して痛がっていました。痛いときは痛いっていって泣いていいんだよと涙を拭いてやりました。


その後牽引でのレントゲンを撮りました。さっきの採血のせいで足が痛くてよろよろとしながら歩いていきました。台の上に寝て、首に固定するものをつけてそこを一人の人が抑えて、担当の先生が足を引っ張って撮影したそうです。最終的にどのぐらい柔軟性があるか見るようでした。(これは同じようなものを前の病院でも一回撮りました。)



夕方になり、いろいろ初めてのことで緊張もあり疲れたのか、うとうとしだして・・・起きたときにいないと嫌だからって寝ないからっていいながらも寝ちゃいました。

寝顔をみていて、こんなに痛がりなのに大丈夫かなと・・・こんな大きな手術をさせることが不憫でしかたなくなり、本当にこの決断でよかったのかと弱気になり、息子がうとうと寝ちゃってからは我慢していた涙がでてしまいました。看護師さんにお願いして寝てる間に帰ることにしました。一回寝たらなかなかおきませんから。


家に帰ってからも涙がでてしまいました。
本当にこれでよかったんだよねと自分に問いただしました。自分では決断がまだままならない年齢です。親が決めてやらなくちゃいけないことです。
泣いてる場合じゃない。子供のために何が一番いいのかをよく考え、今してあげられることを最大限してあげようと思い、信頼できる先生に全てお任せするんだと、気持ちを落ち着けて前を向くことができました。




[2008/02/28 08:47] 術前 | トラックバック(-) | CM(2)




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